那須正彦（21理甲I）　著
2012年11月　中央公論事業出版
定価：1,800円＋税
ISBN 978-4-89514-396-7

「単なる経済学者」ではないケインズ像を追い求め続けた一研究者の生の軌跡
－論文、研究ノート、エッセイなど－

－あとがきより－
「人生における主たる目的は、愛であり、
美的体験の創造と教授であり、そして知の追究であった。（「若き日の信条」1938年）」

初めてこの文章を目にした時の印象は鮮烈で、
それが「単なる経済学者」ではないケインズへ私の関心が急速に傾いて行く
一つの契機になったように思われるし、私自身の「信条」ともなったのである。