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成城学びの森共催 同窓会 講演会のご案内

講演者:石川 登 氏(32A)文化人類学者(京都大学教授)
日 時:2020年 6月 13日(土)14時30分~
会 場:大学内

演題
世界を説明し、人々を理解する − 地球を実験室として

私は、東南アジア、ボルネオ島の国境地帯や熱帯雨林で調査をしています。講演では、国境はどのようにできるのか、人々はいかに「国民」になるのか、国家の力が及ばない場所はあるのか、資本主義と自然の接点では何が起きるのか等について自分のフィールドワークにもとづいて話をしたいと思います。

【講演者プロフィール】
文化人類学者。1962年生。京都大学東南アジア地域研究研究所教授。成城学園で初等学校から高校まで学ぶ。ニューヨーク市立大学大学院センター博士課程修了(Ph.D. 人類学)。ニューヨーク市、ボルネオ島、ペルー(アンデス・アマゾン)などでフィールド調査を行う。主著に『境界の社会史:国家が所有を宣言するとき』(2008)(樫山純三賞)、Between Frontiers: Nation and Identity in a Southeast Asian Borderland (2010)、Anthropogenic Tropical Forests: Human-Nature Interfaces on the Plantation Frontier (2019)などがある。

※成城学園の新型コロナウィルス対応により、開催を見合わせる場合もございます。
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