成城小学校の創立者で「日本教育の父」といわれる澤柳政太郎先生の生誕160周年を記念した講演会が下記要領で開催されました。
日 時 2025年11月9日(日)13:00~15:15
会 場 長野県松本市中央公民館(Mウイング)
主 催 松本成城会、長野成城会
共 催 松本市
協 力 成城学園教育研究所 松本市安原地区まちづくり協議会
【講 演】
第一部 座談会「本当の教育を求めて」
北村和夫氏(聖心女子大名誉教授
窪田雅之氏(松本市文書館特別専門員)
岩田一正氏(成城学園教育研究所所長)
澤柳清一氏(安原地区歴史研究所会長)
鳥海高太朗氏(航空アナリスト 成城学園出身)
第二部 講演会
鳥海高太朗氏(航空アナリスト 成城学園出身)
「地方観光の課題「インバウンドの今後」
第一部では、座長の北村氏から澤柳政太郎先生の教育に対する考え方を通じて「現在の教育改革の源流をつくられた」説明で座談会がスタートされた。
窪田氏と澤柳氏からは、澤柳政太郎先生が一般市民を対象とした「通俗教育の普及」に貢献されたことや、慣例や既成概念に拘らない人格は信州の風土がもたらしたことを示唆された。
岩田氏からは成城学園教育の現状をお話しされ、最後に鳥海氏から成城学園の個性重視という校風が現在の生き方に影響を及ぼしているコメントをされた。
第二部では、鳥海氏から『地方観光の課題「インバウンドの今後」』という演題で、今以上に松本の街が活性化される魅力がある旨、多くの写真を紹介しながら説明された。
本講演会を通じて「生徒の自発性や創造性を尊重させる教育」を追求した先駆者として、改めて澤柳政太郎先生の功績を称えるに相応しい講演会になりました。
成城学園同窓会事務局
事務局長 本田敏和

