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去る5月17日(日)、ホテルモリノ新百合丘にて、1985年中学入学竹組の生徒が集まって、担任の岩本章先生と柳沢正人先生の、それぞれ傘寿と還暦をお祝いしました。

40代となった生徒達からは、当時、「いかに先生方にご心配をおかけしたか」、「こんなことをして怒られた」、「先生の思い出と言えば・・・」といった懐かしい話や知らなかったエピソードまで、一人ずつゆっくりと話してもらいました。
岩本先生からのたってのご希望で、「絵」の話をしていただくことになっていた柳沢先生からは、「人にプラスの影響を与えない芸術など、なんの意味があるのだ。プラスの影響を与えてこそ芸術家冥利に尽きる」というお言葉をいただきました。

後日、参加者の一人から、「竹組を思い返して・・・。あんな大人にはなりたくないとの見本は数多くあれど、岩本先生、柳沢先生のような大人になりたいと、中学生の多感な時期にダイレクトに出会えた僕たちは恵まれていたのだと、反芻しております。」というメッセージが届きました。
多感な時期に出逢い、そして今も、それぞれの人生の様々な局面で進むべき道に灯火をともして下さる先生方には、感謝の気持ちでいっぱいです。
岩本先生からも、後日、お電話をいただき、「生徒達みんなが、傘寿と還暦を心からお祝いしてくれて、喜んでくれたこと。そして、来られなかった同級生や、残念ながら昨年他界された友達のことも含めて、みんなが一人一人を大事にして、仲良くしてくれていたことが、とても嬉しかった。」とおっしゃっていただきました。

私たち生徒の中に、30年の時を経て、「真善美の精神」が少しずつでも育っていたのであれば、嬉しい限りです。

岩本先生、柳沢先生、お体を大切になさって、これからもお元気にお過ごしください。そして卒寿と古希のお祝いをいたしましょう!

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